腸内環境とダイエットのつながり①
ダイエットをする時には、何を食べるか、量はどうするかということを考える方が多いと思います。
それは、正しいことですが、腸の健康についても考えてみませか?
腸の健康はダイエットに密接に関係することが明らかになってきています!!
1,腸の働き
私たちが食べた食物は、まず口の中で細かく噛み砕かれ、食道に飲み込まれて、
胃の中で胃液によってある程度まで溶かされます。その後、腸の中で消化・吸収され、
必要な栄養素は血管へとゆるやかに運ばれます。
何も考えなくても、腸はたくさん働いてくれているのです
2,なぜ腸内環境が悪くなる?
消化・吸収という重要な役割をしている私たちの腸は、大きく大腸と小腸に分かれていて、
大腸では約100兆個の腸内細菌が活発に働いています。
この腸内細菌は、善玉菌、悪玉菌、そしてどちらでもない中間の菌に分けられます。
普段からカロリーの高い食事や食べ過ぎ、不規則な生活、運動不足、ストレスなどが
続いていると、悪玉菌が腸の中で増えてしまいます
この悪玉菌によって腸内環境が悪化し、腹部の膨らみや便秘につながり、
結果的に肥満の原因になります。腸内環境が正常な状態から肥満状態へ変化すると、
食物から摂取したエネルギーが排泄されず体の中に吸収されてしまうのです。
このように、腸内環境は脂肪分や糖分の多い食物などに強い影響を受けることが明らかになってしまいます。
3,腸内環境の悪化が肥満を招く
食べ過ぎや運動不足が習慣化すると、腸の中の腸間膜という薄い膜に中性脂肪が
蓄積されます。この腸間膜に中性脂肪が過剰にたまると、脂肪細胞かた分泌される
善玉物質が減少し、悪玉物質が増加されてしまいます。その結果、動脈硬化や
その他の生活習慣病をさらに進行させてしまい、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)へと
つながってしまうのです。
腸内環境の不健康が肥満へとつながることをご説明させて頂きました!!
腸内細菌については、前回にブログでもご説明させていただきました(>_<)
(http://kuwazima-seikotuin.com/blog/post-2860)
テレビでも細菌は取り上げられているキーワードですので、少し気にかけてみましょう♪